自己肯定感が低かった私です。
幼少のころから、なんと30代後半ぐらいまで低かったです。
大体40代からやっと自己肯定感が高くなってきたのだと思っています。
それ以降は50代になった今も自己肯定感が高いまま生きています。
若いころから自己肯定感が高ければもっと人生が楽だったのにと思います。
私の自己肯定感が高くなった理由はとてもシンプルでした。
それを以下にまとめてみます。

自己肯定感を高めるために必要なもの
振り返って考えると、私は生まれつきの気質として気が小さい、繊細な性格でした。
それに加えて幼少のころから両親にあまり褒められて育てられなかったように思います。
多分ですが、生まれながらに大らかな人であれば自己肯定感がもともと高めです。
さらに両親や周りの人に褒められて育てられたら、自己肯定感はさらに上がります。
人というのは褒められるとそれが自分の良さだと気づくことができます。
でも褒められないと、それに気づくことができません。
私の場合、自分は良い点が特にないつまらない人間だとずっと感じて生きてきました。

自己肯定感が持てるようになったきっかけ
そして30代後半に何があったかなというと、試練があったのです。
仕事で起こした、とある失敗だったのですが、そこで精神が疲弊状態になりました。
その仕事をリカバリさせて何とかやり遂げたあと、精神的に疲弊したことに対して、これを繰り返してはならないなという思いをもつようになりました。
人生にはときどき試練がやってくるものであり、
そのたびに精神が参ってしまっていては生きていけないな、と思ったのです。
そこから自己啓発本を読んだり、過去の偉人・賢人の著書を読んだりなどを通して精神を強くもつ方法を探ったりし始めました。

自己肯定感の元になる種を探す
そういった書籍を読んでいると自分の人生について考えるようになります。
すると、なんだかんだ自分も色々あったな、頑張ってきたな、などということに気付けるようになってきました。
幼少のころからの、たとえば何かで賞をもらっただとか、良い成績をとることができたとか、あのころはモテただとか、あれはショックだったとか、あんなことに挑戦したなとか、あのときはよく耐えたなとか。
そんな自分の歴史というものがあり、世知辛い世間の中をここまで生き抜いてきた自分がいるんだなということが見えてくるようになってきたのです。
過去に失敗した経験にしても、改めて思いを馳せると、そんな失敗をも乗り越えてきた自分自身に労いの情とともに誇りまで感じられるようになってきたりして。
上手くできたことは成功体験。
失敗したことも長い目でみたら成功体験。
そんな風に考えられるようになりました。
そしてその結果、自分はダメな人間ではないばかりか、けっこう悪くないんじゃないか、などという風に思えるようになったのです。
ようやく自分を認められるようになったのです。
30代後半にして。(笑)
きっかけは仕事の失敗による試練だったわけなので、
ピンチはチャンスだったともいえます。
自己肯定感が高くなると、世の中の見え方が変わってきます。
何事にも受け身だった自分が、前向きに能動的に生きられるようになってきました。

手っ取り早く自己肯定感を高める方法
以上から自己肯定感が低い人に対しては、まず、あなたには幼少期に周囲に褒めてくれる人がいなかったのでは?と聞きたいです。
でももしそうであっても、これから自分自身で自分の良いところに気づけばよいだけです。
気づけていないだけなので。
他人とわいわいしていたら気づくことができないので一生自己肯定感は高まらないのではと思います。
一人の時間を確保して自分をみつめることが必要です。
まずノートを準備します。
そしてなんでもいいから自分の成功体験、がんばったこと、自慢できるところをそのノートにどんどん書き出してみたらよいです。
それから失敗体験も書き出してみたらよいです。
些細なものも含めてありったけを。
記憶の中に埋もれていたものがいろいろ出てくるはずです。
そんな風に記憶から掘り起こした経験の数々は、大きなものにしろ小さいものにしろ、すべてが自己肯定感のタネになるものです。
上手くできたことは成功体験。
失敗したことも長い目でみたら成功体験。
なにしろ世知辛い世の中ですから。
そんな世の中を、ときには心に傷を負いながらも前を向いて生きて来たっていう、それだけで凄いのですから。
ノートに書き出して整理して、自分に自信を失いかけたらいつでも見れるようにしておいて
密かに感動したらよいです。
なんだ・・・自分って結構凄いかも・・・と。
そのうちそのノートを見なくても、自己肯定の感覚がアタマの中に定着してゆきます。
そして未来のために新しい目標などを立てて行動してみたら良いです。
それもまた自己肯定感を高めてくれるはずです。


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